第107回ファミリアバス活動報告2017.1/20~22
- 2017.02.07 (火)
- 活動報告
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今年最後のファミリアバスです、半分リピーターの方、半分初参加の方々でした。仮設住宅からやっと新しい家に引っ越しをする方のお手伝い、若い方がいない家の大掃除のお手伝い・・・高い天井の蛍光灯交換も・・・、年末イベントのお手伝い、いつ来てもたくさんのお手伝いです、最後は仮設住宅やお世話になった方々へ年賀状書きです、手分けして書きながら「まだ半分は仮設住宅の住所ですね」とここに来なくては分からない被災地の今に触れて、また元気にお手伝いして帰りました。今回も静岡県・長野県・大阪府、そしてアメリカから里帰りすると必ず来てくれる人、などなどで最後のファミリアバスを締めくくりました。あといつもの亀の湯さんで東北放送のインタビューを受けた高校生は近日中に東北での放送に出演です。来年もどうぞボランティアに一度参加して下さい、ボランティアの第一歩はここからです。
今年も年内に積雪がありました、昨年も12月中の積雪で南三陸の方々は「しばらく年内に雪が積もるなんてねぇ」とここも秋の無かった南三陸で冬を迎えています。今回は精鋭13名で、年末の花束作りで忙し菊農家のお手伝いと、本堂とお墓が津波で流されてしまったお寺のお掃除でした、今回他のお手伝いを全部断って次週にお願いしました。日曜は戸倉で「戸倉漁師の会」イベントのお手伝いでした、ここで表せないような海の幸を楽しみながら沢山販売のお手伝いが出来ました。寒くなると東北地方へは足が遠のきます、ましてや被災地へはだんだんと人が来ません、しかしボランティアの方々は必ず何人かは来てくれます、ありがたい事です、被災地の方々の笑顔は実際ここに来て感じて下さい、生きて来た何年間を「よかったなぁ」と感じる瞬間があります。
今年もこの季節ですね、「おたづもっこ歌津上演」「soundvoiceXmasコンサート」がみんなに笑顔と元気を届けに来ました、土曜日曜と平成の森アリーナで行いました、両日とも40名を超える方が来てくれました、SoundVoiceの大学生は「ここの方に逆に元気をもらいました」と感激、演劇の女性は「去年も来てくれた子が大きくなっていて感動でした」とみんなここ南三陸がふる里のような気持でいてくれています。二日間の少しの時間は地元のお手伝いも出来ました、ほんの少しだけでしたがお役に立てたようです。サウンドボイスの大学生は歌津中学吹奏楽部の3年生の謝恩会に呼ばれて、1年生から一緒に練習をした子達と会って卒業への色紙を渡してくれました、歌中の子達も感激していました、来年もずっと続く活動です。