一通の年賀状
- 2015.01.09 (金)
- 活動報告
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2014年を締めくくるにはとても温かい活動をして頂けました。兵庫県から「明石西高等学校」「雲雀丘学園高等学校」と更に交流のある「福島県 盤城農業高校」の生徒達が歌津地区でのボランティア活動に来ていただけました。初日は平成の森仮設住宅集会所で「クリスマス会」を開催して持参してきた兵庫県名菓やケーキなどを振舞ったり折り紙をしたりと、大賑わいでした、終了後はお米を各仮設住宅の方々にお配りしました。二日目は漁業支援です、港でホタテやカキの殻のお掃除です、天候に恵まれて温かい日和でしたがそれでも前日に降った雪の残りがあり冷たいお手伝いでした、さてお昼は皆で掃除をしたホタテやカキの蒸し焼きと、浜のお母さんの作った特製汁です、「美味しい!」の声声声!。夜民宿では地元の語り部の方から震災当日のお話や、歌津地区の歴史のお話も交えての学びでした、多くの質問で時間超過となりました。最後三日目は昨日美味しい浜焼きを食べさせていただいた港での、捜索活動を半日させていただきました、まだ海からは色々な物が打ち上げられます、サンダルやシャツなど見つけるたびに「誰かの物ですよね」と皆で集めてくれました。2015年もクリスマス会などに来ることを誓って笑顔で帰ってくれました。
南三陸だけ天気が良く寒いながらも屋外での活動ができました。今回の一番の嬉し活動は、仮設住宅からやっと自力再建できた新居への引っ越しお手伝いでした、たびたびこのお宅は畑の活動のお手伝いをさせてもらっていました、やっとご自分の家が完成して引っ越しとなりました、「お手伝いお願いできますか?」と控えめにご主人が電話してきました「もちろん!!」二つ返事しました。色々とお手伝いをさせていただいていますが、今回のお手伝いほど感動するものはありません、今回参加の方々全員が行きたかった!が感想でした、しかしまだまだ仮設住宅には何人もの方々が生活しています、少しづつかもしれませんが、こんなお手伝いが毎月でも出来る事が、来年の目標の一つです。他漁業のお手伝いや畑のお手伝いなど、今回は8歳の女の子や、中学二年生の女子、日本は大丈夫だな、と感じさせてもらいました。