筑波大学の笑顔いっぱいの学生が南三陸歌津に来てくれました。今回は以前ファミリアに参加した学生の提案で、大学で開催する「食と酒 東北祭り」(10/17・18)で販売する気仙沼の地酒蔵元を視察し、同時にボランティア活動もしたい、との企画でした。地酒蔵元では震災当時からの映像を見させてもらい、蔵元の頑張りを感じてもらいました。またボランティア活動もお手伝い先で感じる事が多くあったようで、皆さんとても有意義なボランティア活動であったようです。
秋の収穫ですね、秋晴れの中で稲刈り頑張りました、先だっての豪雨で田んぼの中の水がまだ引かず、本格的な稲刈りとはいきませんでしたが、それでも出来る所をお手伝いしました。またお彼岸中の菊農家のお手伝いです、最盛期ですから邪魔にならないようにボランティアの方々も真剣に回りを見渡しながらのお手伝いでした。また津波で流されてしまって山間に場所を移した椎茸農家のお手伝い、今回も元気に出来ました。秋晴れの中参加者の方も地元の方も笑顔いっぱいのお手伝いでした。
お天気は晴れでした、少人数で何ヶ所へのお手伝いです、地元の方々は頑張れば頑張る程人手が無くて困っています。これからが本当の復興です、そんな小さなお手伝いを細く長く続けて行きます。地域の花壇の雑草取り、家の片づけ、新しく出来た復興住宅回りの雑草取り・・・復興住宅の方々は高齢者の方ばかりです・・・、また、頑張る農家のお手伝い、お手伝い先には切りがありません。災害があり暫くすると小さくてもお手伝いしなければならない事がどんどん増えてきます。一番のお手伝いは笑顔です。
早いもので、ボランティア東北ファミリアも一周年を迎えました、一周年を迎えたから何かをするとは考えていません、何年経っても必要なボランティアを続けて行くだけでの通過点です。さて今回もまだ夏休み中の学生の方がほとんどです、初めて被災地を訪れる大学生は全員「まだこの程度ですか」と現状を見て次回のボランティア参加に気持ちを切り替えてくれます。公共工事などの大きなインフラの復興はお金をかけて進みますが、被災者の復興はお金もままならない方々でまだまだです。今回も小雨の中笑顔で活動をしていただきました。
〒988-0451 宮城県本吉郡南三陸町歌津管の浜56-1
TEL:0226-25-9598
留守の時が多いため、急ぎの場合は携帯電話へ!
TEL:090-7866-6255
SNSでボランティアの輪を広げよう!