第92回ファミリアバス活動報告2016.8/19~21
- 2016.08.28 (日)公開
- 活動報告
- コメントはありません
南三陸も暑いお盆となりました、仮設住宅から新居に引っ越が出来た方々へ親戚の方などが来たり、お墓参りで帰って来たりと、いつもより他府県ナンバーが多く走っていました。お手伝いは新居に引っ越された方が多くなって仮設住宅の管理する方も減って雑草などが生え放題です、暑い中頑張って雑草取りです、介護ホームはお掃除のお手伝いと入所者の方との交流、そして休憩時間に職員の方から震災当時のお話を聞かせてもらいました、お盆で大忙しの菊農家のお手伝いは大変でしたが喜んで頂けました、ネギ畑では何度も参加してくれている方が毎回来てくれるので農家の方は大喜びです「毎週来てくれないかなぁ」でした、地味に漁具の清掃をしていただいた方は、やった感満載だったようです。気仙沼でお世話になっている「マグロ屋」の店長はこの夏で区切りをつけて、新しいお店が待っているそうです、出来たらまたお邪魔しましょう。最後に気仙沼の「底上げユース」の若者から気仙沼を盛り上げるプレゼンをしてもらい、このでも若い力が未来を見ているのを参加者全員で感じてもらいました。今回のメイイベントは「亀の湯」さんの再会4周年記念で花束をお渡しできました、もうあと半年位しか入れませんね、寂しいです。
今年も「歌津夏祭り」に参加の歌津中学吹奏楽部の応援と、お祭りを盛り上げようと、東洋・法政大学の吹奏楽の面々がバス2台32名でやって来ました、到着早々中学生は三年目の来訪に、当時一年生の生徒が三年生になり、大学生も三年付き合っていますから、田舎に帰って来たおねぇちゃん、おにぃちゃん、のように「おかえり、元気だった?」と大学生に声をかけていました「絆」とはこの事ですね、長く続けて行く事の大切さを改めて感じました。さて日曜恒例のステージはBIGINの比嘉栄昇さんとのコラボ演奏など盛りだくさんで最後の花火まで、大学生も中学生も、また卒業した子も来て楽しく過ごしました。次回はもう文化祭に来ます、クリスマスコンサートします、のお約束でした。お祭り以上に盛り上がったのは前日歌津の子供達などにミニコンサートを開き沢山の子供達や親御さんが聞きに来てくれた事でした、終わってから子供達と花火をする大学生も小学生に戻ったように楽しんでいました、これも大切な「絆」交流です。
今年はいつもより暑いね、は南三陸のおばぁちゃんの言葉です、道路の温度計が初めて(私が見たのは)36°を表示していました。そんな中でのお手伝いは汗だくです、最盛期の菊農家さんのお手伝い、まだまだ残っている漁業の片づけのお手伝い、そして日曜に行われた「歌津夏祭り」の準備、戸倉で漁師の会イベントのお手伝い、新しい復興住宅の雑草取り、小学生向けの夏の工作教室と、暑い中盛りだくさんでお手伝いをしていただきました。ボランティアの方々は本当に笑顔で元気よくお手伝いをしてくれて被災地でも「まだ来てくれてこんなに手伝ってくれるの嬉しです」とおっしゃってくれます、被災地の方が主役ですボランティアはそっと寄り添いお手伝いです。ファミリアの参加者の大学生3名が兵庫から自分達の車で来てお手伝いをしてくれました、これも「絆」が続いている事ですね。